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それは父の死んだ日。
それはお通夜の席での話。

そこは葬儀場。
父親の遺体の傍らで繰り広げられる狂気。

始まりは父の遺言状。
三男二女の兄弟は上三人と下二人の異父兄弟から構成される。

そう、今日亡くなったのは上三人にとっては継父。
下の二人にとっては実父。


父の遺言状を三男で実の息子が読み始める。
長男に、次男に、長女に、二人の実子に…
お金はもうこの家には残ってないことなどが書かれていた。
そして最後にこう綴られていた。



「誰も寝てはならぬ!」と




葬儀代も出せないほどに困窮していた父。
父の保険金を使い果たしてしまった実の息子。
(生前に受け取ったもの)

上三人は子供の頃から継父に良い印象を持ってはいなかった。
それは実子との対応の違いからだった。

末の娘もその微妙な空気は読み取っていた。
知らなかったのは実の息子ただ一人。

長兄は一人にしてくれと4人を追い出す。
考え込むように寝転がり、そのまま寝入ってしまった。

戻ってきた末娘を除く三人が父を囲んで話をしている。
目覚めた長兄に次兄が話す。

父が飼っていたミミ(肉牛)を売って葬儀代に充てようということに話がまとまったと。

その話を戻ってきた末娘に聞かれてしまう。
末娘は猛反対する。
そして出て行ってしまう。

長兄は次兄が勝手に話をまとめてしまったことに切れ、狂気が顔を出す。
次兄がセクハラで会社をクビになったことを罵る。
追いつめる。

そして長女を幼い時見殺しにしようとしたことも告白し、長女を追いつめる。
その狂気に長女が死にかけた時のことをフラッシュバックさせてしまう。

その光景をただただ見つめるばかりの三男(実子)。

長兄は自分の専売特許だったものを奪ったことに腹を立てていた。
次兄にはまとめ役を。
長女には母と一緒に歌った歌を。

そして何を思ったのかフッと出て行ってしまう。

次兄は自分が汚いと罵られたことから自責の念に囚われてしまい、自分は汚い人間だという。
三男にライターを借り、そのまま出て行ってしまう。

長女も錯乱状態のまま出て行ってしまう。


一人になった三男はうたた寝をする。
夢の中で上三人に責められる。
おまえが悪いと。責任を取れと。

ハッとして目覚めた三男の前に、スパナを持った長兄が戻ってくる。
長兄は自分から何もかも奪ってしまった悪いやつにガツンとしてやると息巻いている。

次兄はどこかと三男に尋ねる長兄。
最初は知らないと言っていた三男もやがて口を割る。
長兄はそれを聞いて出て行く。

三男は自分が全て悪いんだと悟り、どう責任を取るべきか考える。


妹が戻ってきて自分が病気だと告白する。
生前父に先が短いから何をしても良いと言われた。と言い、死ぬと言う。
でも一人は嫌だと言い残し、出て行ってしまう。

大きな悲鳴を上げて長女が次兄を連れて戻ってくる。
次兄は借りたライターで己を焼こうとしたのだ。
そこへ長兄が帰ってくる。

長兄が次兄にスパナを振り上げた時、三男の携帯が鳴る。
末娘からのメールだ。

それを見た三男は妹が自殺したことを悟る。
そして取り乱し、長兄に妹を一緒に捜してくれと頼む。

しかし時すでに遅く、妹は死んだ後だった。
戻ってきた長兄と三男。
三男は長兄の狂気を止めようと画策する。

体を拭いてやると言い、タオルを持ってくる。
そしてスパナを持っていてやると言い、長兄から受け取る。
背中も濡れていると、自分が拭いてやるからとタオルを持ち背後に回る。

その光景をじっと見ている次兄と長女。

三男は背後に回り、兄の後頭部めがけてスパナを振り下ろす。


肉片になった長兄と末娘をズタ袋に詰めて外へ運び出す。
僕のせいじゃないと言う三男。
僕一人ではこんな事出来なかったと言う三男。
後押しをしたのは次兄と長女の目だったと言う。

これで父の葬儀代も出せる。
肉牛の他に二つも肉片を出すから、これで将来は安泰だと言う三男。
残ったお金を山分けしようと言う。

しかし次兄がいなくなった時、長女を信用できないと言い出す。
長女は遺言の中身を知らない時に、もらえるものはもらっておく。と言いながら、葬儀代がないと知るやいなや、掌を返したように葬儀代は出せないと言ったのだ。
それ故三男は長女さえも亡き者にしようと次兄に話す。




そこへメールが。




死んだはずの妹から…


「一人は嫌だって言ったでしょ」



**************************************************


正直きつい内容でした。
落ち込んでいる時に見たら、きっとはい上がれないぐらいのダメージを受けるんじゃないかと…。

人間はふとしたきっかけで、誰でも狂気に走りうるということ。
平静を保っていられることは、もしかしたらすごいことなんじゃなかろうかと思わされる作品でした。

前回のとはまた違った狂気を見せていただけました。
でもきっつい…(; ̄ー ̄川 アセアセ

後半は役者さんもかなりハードだったろうな、と思いました。
大声は出さなきゃいけないし、狂気を演じなきゃいけないし…
神経すり切れてしまいそう…。

見ていて思ったのは、人間一人、どんなに細かく切断しても一袋じゃ収まらないんじゃないだろうか。
やっぱり一人につき二袋ぐらい…(ぇ

そしてなんで「神田川」だったのでしょう(笑
もうちょっと古い曲の方がしっくり来るんじゃないかと(何
青い三角定規とか(コラ

でもでも、役者さんの迫真の演技には感服いたしました。
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2009.03.09 Mon l 日常 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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